祝日出勤、実は最高?営業部長が語る「人と逆を行く働き方」のススメ

マネジメント術

ゴールデンウィーク、誰もいない事務所で気づいたこと

ゴールデンウィーク真っ只中。世間は旅行だレジャーだと盛り上がっている中、私は事務所にいる。「えー、部長休まないんですか?」なんて言われそうだが、正直に言おう。祝日出勤、悪くないどころか、けっこう好きだ。通勤電車はガラガラ、事務所もスカスカ、得意先からの電話もほぼ鳴らない。普段なら絶対に味わえない静寂の中で、ちょっといいコーヒーを淹れて、たまった企画書に向き合う。これがなかなか、いい時間なんだ。

なぜ祝日出勤がこんなに快適なのか

普段、営業マネージャーの仕事は「割り込み」の連続だ。部下からの相談、得意先からのクレーム、上からの急な依頼。腰を据えて考える時間なんて、ほとんど取れない。私の体感だと、平日の8時間のうち、本当に集中できているのはせいぜい2〜3時間。残りは対応、対応、また対応だ。

ところが祝日になると、これがピタッと止まる。電話が鳴らない、メールも来ない、誰も話しかけてこない。つまり祝日出勤の快適さの正体は、「割り込みのない時間」そのものなんだ。普段いかに自分が反応的に働いているか、静かな事務所に座ると痛感する。

祝日出勤を「最強の戦略時間」に変える5つの工夫

1. 普段できない「考える仕事」に充てる

祝日に日常業務をやってはもったいない。来期の戦略、チーム編成、得意先別の戦術プラン。普段「時間ができたらやろう」と思って後回しにしている思考系の仕事こそ、祝日にやるべきだ。

2. ちょっといいコーヒーを用意する

バカにしちゃいけない。普段と違う空間を演出する小道具は、想像以上に集中力を上げてくれる。私は祝日出勤のときだけ、ちょっと高めの豆を持ち込むのがルーティンだ。

3. 必ず定時に帰る

祝日に出ているからといってダラダラやらない。むしろ「定時で上がる」と決めると、集中力が段違いになる。誰も見ていないからこそ、自分との約束が大事だ。

4. 振替休日は平日に取って堂々と遊ぶ

これが最大のメリットかもしれない。平日に休めば、どこに行ってもガラガラ。家族サービスにしろ一人時間にしろ、満足度がまったく違う。世の中と逆を行くと、得することが多い。

5. インプットの時間にも使う

静かな事務所は、読書にも最適だ。普段読めないビジネス書をまとめて読む日にしている。営業マネージャーは、現場対応に追われてインプットが減りがち。祝日こそ、自分の引き出しを増やすチャンスだ。

ちなみに私は最近、移動時間や祝日のスキマ時間にKindle Unlimited(読み放題)でビジネス書を乱読している。月額一定で読み放題なので、気になった本をどんどん試せるのがいい。

おすすめの一冊

祝日のような「自分のための時間」をどう活かすかは、結局のところ習慣の問題だ。そこで一冊紹介したい。

『自分を変える習慣力』は、忙しい営業マネージャーが「いつか時間ができたら」を卒業するためのヒントが詰まった本だ。祝日のような特別な日を、戦略的・継続的に活かすコツがわかる。日々の業務に追われて自分の成長が止まっている気がする人に、ぜひ読んでほしい一冊。

まとめ:人と逆を行くと、人生はちょっと豊かになる

祝日出勤は、決して「かわいそうな働き方」じゃない。割り込みのない集中時間、静かな空間、平日の振替休日。使い方次第で、むしろ最高の働き方になる。世間と同じリズムで動くだけが正解じゃない。営業マネージャーこそ、人と逆を行く発想で、自分なりの働き方リズムを設計してみてほしい。今日も静かな事務所で、私はコーヒーを淹れて、定時に帰る。

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